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施工管理職はブラックなのか?

こんにちはセキハンです。

今回は自分の職業である施工管理について説明しようと思います。

就活中の学生さんや転職を考えている方の参考になってもらえたらと思います

 

まぁ 施工管理もピン切りですけどね

 

施工管理ってなに?

簡単にいうといわゆる「現場監督」のことです。

工事現場なんかを想像してもらうと分かりやすいですよね。土木の方、警備員、配管屋さんなんかを手配して、納期までに工事を終わらせるために色々調整する人の方です。バインダーなんかを持って現場をうろちょろしてるのを見たことがあると思います。

呼び方は施工管理とは呼ばず「監督」「現場スタッフ」「係員」とかの方が多いです。監督というとどうしても立場が上のような印象がありますからね。指示系統は上なんですが。

土木、建築、プラントや造船にもある仕事で、求人票には「施工管理」「工程管理」と書いてある方が多いです。

就職するには、工業系の大学や専門学校、高等専門学校(いわゆる高専)から現場志望で探せば見つかると思います。

仕事内容

基本的には現場の作業は行いません。というのも管理者と現場の作業員は時数(とある作業にどれ位時間が掛かるか)の計算の仕方が違うので、手伝っちゃうとその分作業員の給料が発生しなくなるからです。

「じゃあ現場作業はしないんだね。楽でいいなぁ」と良く言われますが、殺したくなります(笑

確かに、実際に作業はしないので指が飛んだり、高いとこから落ちたり、体が挟まれて潰れるなーんてことはない。

真夏の炎天下の中、ハンマーで鉄板を叩くことはないし、上向きで溶接して火の粉が体に掛かりまくって腕を火傷することもない。

でもね、管理者って心が病むの....「現場」と「設計」っていう板に上下から挟まれちゃうから。他には「上司」と「他部署」とか 仕事ってどこもだいたいそうだけど

たまにはパイオツに挟まれたいよ...

管理というのは現場が順調に進んでいるか逐一確認するということ。

具体的には↓

  • 作業に必要な材料の納期、数の確認
  • 前後の工程の進み具合の確認
  • 図面の確認
  • 時数の管理

 

大体こんな感じ。一つずつ説明します。

作業に必要な材料の納期、数の確認

どれだけ凄腕の職人さんがいても、材料がなければ物は作れません。作業に入る前に材料の確認を行う必要があります。納期に間に合わない材料があれば職人さんと話をして、工期の後半でなんとか出来ないか相談します。大体怒鳴られます。

造船所では自社内で燃料や空気の通るパイプを作っている場合があります。それが、製作ミスや配材のミスで直ぐに取り付けられないこともあります。怒鳴られます。再製作や現場の余材でなんとか作ってもらうことも。

前後の工程の進み具合の確認

おおよそ、計画段階で組まれる長期の工程表で前後の工程を見て、自分のグループはこれくらいの期間で終わらせようという計画を立てることが出来ます。それに沿って材料の確認や作業に必要な設備(動力源や足場)の段取りを組みます。

 「後工程はお客様」という言葉をよく聞きます。間違ってはいないですが後工程はしらんぷり、あくまで自分たちの工程が一番です。

前工程が遅れるという連絡が他部署のスタッフから来て、それを親方に連絡、大体怒鳴られます。「前が伸びているんだから、俺たちも伸ばしてくれるんだろ?」という至極当然な質問が出てきますが、無理な時もあります。怒鳴られます。しょんぼり顔で後工程の他部署のスタッフにお願いします。「なんとかならないの?」と嫌な顔されます。

そりゃそうですよね。その要求を飲むとその人も現場に嫌な顔されるからです。

こういうやりとりを四六時中、事務所や仕事用の携帯で行います。

図面の確認

図面がなければ、職人さんは動けません。職人さんは図面通りの寸法に合わせるように作業をするのが仕事です。

でも設計はイイ大学を出ている秀才()にも関わらずクソみたいな図面を書きます。当然そこで現場に怒鳴られます。

現場→スタッフ→設計という流れで話は通します。

現場→設計というのは喧嘩が起きるので極力行わないようにしています。それと現場での不具合を管理者であるスタッフが知っておく必要があるからです。なので、現場の怒り(第一波)をモロに受けます。このため、精神を病む人も出たり...僕もそろそろかなぁ

そして「図面間違えちゃった! ごめんねぇ」と言わんばかりの改正図(追加の作業)を平気な顔して出してきます。死ね

時数の管理

どの作業にどれくらい掛かったか。これを逐一計算して儲けを計算します。

基本的には 作業を行った人数×その作業に掛かった時間=時数 です。

つまり、ある作業を3人でやって4時間掛かりました、となれば、

         3人×4時間=12時間

同じ作業を2人でやって5時間で終われば10時間となるので2時間どこかで無駄があり、3人で行う必要はないことが分かります。(あくまで例え)

同じものをいくつも作っていれば、少しずつ時数は減ってくるので最大と最小の時数が分かります。これが分かれば、次回似たようなものをまた作る時にある程度の工程を考えられます。何回か作っているのに時数が増えていれば、上司に怒鳴られます。その時はヒィヒィ言いながら原因を考えます。作業していた人数が多かった、作業環境が違った、大きな改正工事があった...などなど

また、上記で書きましたがスタッフは現場と時数の考え方が違います。

現場・・・直接的な時数

スタッフ・・・間接的な時数

この直接というのは物を作る費用つまりコストに直接関係するということなんですね。4時間掛かれば4時間分の給料が発生、残業すれば割増しの給料が発生。給料で貰う分には少しでも多い方がイイですよね。しかし、経営者側から見ればコストになります。人件費が1番掛かりますからね。

間接的な時数というのは現場の時数を下げるためにスタッフが働く時間。つまりスタッフの時数が上がれば現場の時数が下がるよね?という考え

現場のため、現場のためということで多くのスタッフが今日も夜遅くまで事務所で働いています。

だって弱音の一つでも言えば「現場の方がしんどいから」の一言で終わり。

そして残業してもサビ残になることもしばしば。

だって、日中は現場の対応に追われるから、工程の確認や予定表の作成なんかは大体定時になっちゃう。おまけに現場が残業すれば、担当者は帰っちゃだめ。何かあったら対応する必要があるから。

なんかあれば「お前は事務所にいるだけだろ」と言われる日々

あー仕事辞めてー

 

最後に

つまり色々書きましたが、施工管理職はサビ残とココロの疲労に追われながら仕事をする感じの仕事ということ。

ほかにもイイ仕事はあるから絶対他を見つけよう。

おまけに施工管理って転職で使えるようなスキルが付かない....