2年以内に決めよ
こんにちはセキハンです。
4月になったので当然のように僕の会社にも新入社員が入ってきました。まだ、研修中なので食堂で見るくらいで話したことはありません。
ふと、思い返すと4年前、僕も彼らと同じく期待と不安を胸にトキメかせながら入社したものです。
配属された部署はとくに人間関係も問題なく僕に付いてくれた先輩も優しくて色々手取り足とり教えてくれました。
半年くらいまでは毎日起きてから「よし、今日もがんばろ!」と気合を入れて出社していたのですが、半年過ぎると「だるいなぁ」と思いながら出社するようになりました。
理由は前回の記事を見てもらうとわかりますが、施工管理って時間になったら「ハイ終わり!」って仕事じゃないんですよね。むしろ日中は現場対応、事務作業は残業から、みたいな感じなので。
例え、たまたま仕事が17時くらいで終わっても現場が残業すれば残らなくちゃダメ。個人の用事は後回し(みんなよくこんなので結婚出来たなぁ)
ベテランの人達も昔からこういう感じでやってきているもんだから弱音の一つでも言えば「昔のむちゃな工程の時はー」なーんて説教というか不幸・苦労自慢が始まっちゃいます。
「まずは入社して3年」
よく聞く言葉ですよね。この言葉自体は間違っていないと思います。1年目に出来ることってたかが知れてるし、覚えることが仕事ですから。全体が見えるようになって動けるのって結構あとからですよね。でも、1年目で仕事が出来なくても会社の雰囲気や仕組みはわかりますと思います。
「この会社、仕事が自分に合っているか」
というのをせめて2年目くらいまでに把握出来れば、転職するかこのまま続けるか決めれると思います。
人生はあなたの物です。くだらない仕事で一生ストレスにまみれながら何十年も働くことはありません。
主に見るべきは
- 先輩社員、上司の状況
- 関わっている業界について
- 会社の仕組み
などなどですかね。などなどって言って3つしか上げてませんが(笑
先輩社員、上司の状況
自分の配属された職場の教育係の先輩や役付きである主任、課長、部長といった人たちをチェックします。
なぜかというと彼らが数年後、数十年後の自分の姿となるからです。
無茶な仕事量を割り当てられてないか、残業はどれくらいしているか、休日出勤はしているか(課長、部長は年棒制なので出勤していることもあると思いますが)
デブ、禿げなどの体型の変化も見ておきましょう。
関わっている業界について
就活の時にかなり研究したとは思いますが、世の中は常に変化します。
入社したあとも、つねに業界の動きをチェックして自分の会社にどう関係してくるかつねに知っておきましょう。
会社にいるからこそ入ってくる情報もあるはずです。
会社の仕組みについて
これが一番重要ではないでしょうか。
残業は最大でどれくらいまで出来るのか。制限があったりすれば、上限を超えた時間は翌月に繰越しとかもありますよね。
ボーナスは好景気、不景気でどれくらい差があるか。
出張費は出るのかとかも結構大事です。
あと大事なのは、昇給、昇進のシステム これも会社で働いていくためのモチベーションに関わってきます。
基本的には院卒→大卒→専門、高専→高卒の順番で入社時の等級が違います。
いくら大卒3年目でも院卒の新入社員の方が等級が上というのはあります。
等級は給料にモロで関わるので気を付けておきましょう。
また日本には「家を建てると他の事業所に飛ばされる」という暗黙の了解があります。かなりひどい話ですが、現実に起きているので仕方ありません。
家を建てるとローンの支払いのため会社を辞めるわけにはいきません。そのため、人事異動の時に飛ばされることがあります。
自分の会社には、東京でマンションを買ったのに中国地方の支部に飛ばされたというかなり残酷な事件が起きています。
あなたの会社はどうなっているか先輩にそれとなく聞いてみましょう。
まとめ
就活の時以上に会社について深く調べ、自分が今後頑張って働いていけるかしっかり確認すること。